並列計算の実行環境について
MATLABは、Parallel Computing Toolboxをアドオンに追加することで、マルチコアプロセッサ、GPU、コンピュータクラスタを使用して計算量の多い問題を解くことができます。
個人所有PCでは、Parallel Computing Toolboxの標準設定を利用することで並列計算を実行できます。
総合メディアセンターでは、Parallel Computing Toolboxの紹介とMATLAB Parallel Serverについてご案内します。
Parallel Computing Toolbox
Parallel Computing Toolboxは、MATLABのアドオンから「アドオンの入手」を開き追加します。
Parallel Computing Toolboxのインストール
- リボンの「ホーム」から「環境」の「アドオン」をクリックし、「アドオンの入手」を開きます。
- 「アドオン エクスプローラー」が開きますので検索ボックスに「Parallel」と入力して検索します。検索結果から「Parallel Computing Toolbox」を選択して開きます。
- 既にインストール済みの場合は「インストール済み」と表示されます。インストールされていない場合は「インストール」をクリックし、指示に従います。
- インストールが完了すると「アドオン マネージャー」に「Parallel Computing Toolbox」が追加され表示されます。
- MATLABに戻り、リボンの「ホーム」から「環境」を見ると「並列」のアイコンが追加されています。
ローカル環境での並列計算テスト
- 「並列」をクリックし「クラスターの作成と管理…」を開きます。
- クラスタープロファイルに「Processes(規定の設定)」がありますので、それをクリックします。画面右に「Processes」のプロパティが表示されます。
- 「検証」タブをクリックし、画面右下の「検証(V)」をクリックするとテストが行われます。ステータスがすべて「パス」となれば正常です。Parallex Computing Toolboxの機能を使うことができます。
並列計算について
MathWorksのヘルプセンターから「Parallel Computing Toolbox」をご確認ください。
「Parallel Computing Toolbox入門」を読み、サンプルを実行しながら学習することをお勧めいたします。
GPUを用いた計算
MATLAB関数をGPUで実行して高速化ができます。GPU計算にはParallel Computing Toolboxが必要です。
NVIDIA CUDA対応GPUにおいて利用可能です。
⇒ NVIDIA CUDA対応GPUに対するMATLAB GPU コンピューティングのサポート
所有のPCにおいてGPUデバイスが利用可能であるかどうかについては、MathWorksのヘルプセンターをご確認ください。
MATLAB Parallel Serverを用いた計算
MATLAB Parallel Serverを使うためには、Parallel Computing Toolboxが必要です。並列計算の方法は、ローカル環境での利用と変わりありません。
ご自身でMATLAB Parallel Serverを構築する場合は、MathWorksアカウントに対するライセンスの設定が必要になります。別途申請をお願いいたします。
