お知らせ

MATLABについて

 MATLAB & Simulinkは、世界中の教育機関、産業界や研究所等で幅広く利用されている科学技術計算、およびシミュレーション用ソフトウェアです。

 MATLABは”matrix laboratory”を短縮した名称です。他のプログラム言語は通常、一度に1つの数値を処理しますが、MATLAB言語は行列および配列全体を処理する特徴があります。また、豊富なライブラリとグラフィックツールを備えており、容易にデータを可視化して考察できます。

学生向けには、以下のリンクより各種入門ビデオやチュートリアル等を見ることができます。ご活用ください。
学生向けMATLAB – MATLAB & Simulink

MATLAB&SIMULINK

ライセンスについて

 本学はMATLABの包括ライセンス契約(Campus-Wide License)を締結しています。これにより、所定の手続きを行うことで、学生個人所有のPCやスマートフォン、タブレット等のモバイル端末、研究室等の大学資産PC等で無制限にMATLABを利用することができます。

ライセンス対象者

 以下に該当する本学所属の方が対象。また、学術認証フェデレーション(GakuNin)による認証ができることが条件です。

  • 学生
    学部生、大学院生、研究員、研究生、科目等履修生等
  • 教職員(中学校・高等学校の教職員を含む)
    常勤教員、常勤職員、非常勤教員、非常勤職員(派遣職員、補助職員)

ライセンス利用期間・利用資格の喪失について

 本学在籍期間においてご利用いただけます。また利用者は、以下の場合にソフトウェアを削除する義務を負います。

  • 東京電機大学がMATLABのサイトライセンス契約を解除した時
  • 東京電機大学の学生・教職員ではなくなり利用資格を喪失した時

利用対象の機器

 以下のパソコン、モバイル端末にインストールすることができます。

  • ライセンス対象者が、個人で所有・管理しているパソコン、モバイル端末
  • 教職員が管理し、研究室や居室に導入されている大学資産PC、モバイル端末

有効期限について

 本学在籍期間において利用できますが、ライセンス有効期限は最大1年です。有効期間は、取得した日を起点として翌年度4月末までです。

 年度をまたいで引き続きご利用になる場合は、有効期限の更新が必要です。更新についてはライセンスの更新手続きについてをご覧ください。

利用できるソフトウェア

MathWorksの提供する次のソフトウェアの最新版のほか、過去のバージョンも利用できます。

 MATLABおよびSimulinkの動作環境については、MATLABの動作環境をご確認ください。

Toolbox

その他利用可能な製品

 また、製品によっては別途担当者からライセンス付与をする必要があるソフトウェアがあります。以下に挙げるソフトウェアをご利用になる方は、こちらから別途申請をしてください。
⇒ MathWorksその他のソフトウェアライセンス申請フォーム

※ 製品名は各製品の説明にリンクされています。

ライセンス利用について

 MATLAB製品の利用には、次の方法でMathWorksアカウントを作成する必要があります。作成されていない方は、アカウント作成方法を読んで作成を行ってください。

MathWorksアカウントの作成・ログイン

以下のボタンよりPortalサイトにアクセスしてライセンスの取得、MathWorksアカウントの作成を行ってください。
※ MathWorkアカウントは、大学のメールアドレス(~@XX.dendai.ac.jp)で利用可能です。

  1. Portalサイトが表示されたら、[サインインして使い始める]をクリックしてください。
  2. [電子メール]に大学のメールアドレスを入力します。
  3. 認証ページが表示されたら、ID(学籍番号、記号は大文字)と共通パスワードを入力してください。
    学術認証フェデレーション(GakuNin)の認証です。教職員でIDがわからない場合は、IDを確認する(要認証:ここのIDは職番)よりご確認ください。
  4. 初めて利用する方は、サービスの利用に必要な情報の入力を促されます。「オンラインサービス契約」を確認し「創造する」をクリックします。
  5. MATLAB Homeが開きMathWorks製品の利用ができるようになります。MATLAB Online、ソフトウェアのダウンロード等ができます。

ソフトウェアのインストール

MathWorksのサイトよりダウンロード、インストールを行ってください。

ダウンロードは以下のURLからできます。

MathWorksアカウントのサインインが済んでいる場合は、利用できるソフトウェアのダウンロードができます。

PolySpaceやRoadRunnerなど一部の製品は、ライセンス付与が必要なので、別途申請フォームからご依頼ください。

個人所有PCへのインストール

先にダウンロードしたインストーラーを起動すると、ライセンスの選択があります。「Individual_個人所有PC用」を選択してインストールします。

詳しいインストールについては以下リンク先のスタートアップガイドを参考にしてご利用ください。インストールからMATLABをご利用になる際の便利な情報が書かれています。

研究室・大学資産PCへのインストール

 研究室の共有PCにて利用される場合は、管理担当されている教職員の方が「Campus_研究室・大学資産PC用」のライセンスを利用してインストールする必要があります。インストールの手順は、個人所有PCへのインストールと同じです。「Campus_研究室・大学資産PC用」にてインストールを行ってない場合は、インストールした本人以外の利用はできません。

ライセンスが選択できない場合

 教員の方がインストールする際に「Campus_研究室・大学資産PC用」のライセンスが選択肢に表示されない場合は、総合メディアセンターからライセンス付与を行う必要があります。ライセンスの付与については以下の申請フォームからご依頼ください。

 過去に申請したことがあり「Campus_研究室・大学資産PC用」のライセンスを利用されている場合は申請は要りません。もし、ライセンス付与がされているかがわからない場合は、MathWorksアカウントより確認できます。

オンライン(Webブラウザ)での利用

MATLAB Online・Simulink Onlineが利用できます。PCにインストールすることなく、Webブラウザ上でMATLAB、Simulinkを利用することができます。いくつかの機能制限がありますので、仕様・動作制限も合わせてご確認ください。

インストールマニュアル等の参考資料

ライセンスの更新手続きについて

 MATLABのライセンスは、年度単位で更新する必要があります。今年度取得頂いたライセンスの有効期限は来年4月末までとなります。有効期限が切れている場合(5/1以降)は、起動時にアクティベーションを求められますのでMathWorksアカウントでアクティベーションを行いご利用ください。昨年度のライセンス有効期限が切れるまでは、MATLAB で有効期限切れの警告が表示される場合があります。

 研究室・大学資産PC向けのライセンス更新は、管理担当されている教職員のアカウントで作業を行ってください。更新手順は、以下のリンク先からご確認ください。

オンライントレーニング・各種サービス・サポート

ライセンス利用者は、MathWorksのサポートおよびサービスを受けることができます。初心者から上級者まで使えるチュートリアルなどMathWorks製品を使う上で便利な情報がありますのでご利用ください。

トレーニング・チュートリアル

教員向けの情報

授業用サンプル等、教員の方向けの情報がまとめられています。

サポート

MATLABと他のソフトとの連携

Adobe Photoshopとの連携

PhotoshopとMATLABについて
⇒ https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/photoshop-matlab.html

 Photoshop では、MATLAB の画像処理結果を Photoshop で表示し、Photoshop の画像編集機能と MATLAB コマンドを組み合わせることができます。

 MATLAB から Photoshop に接続し、MATLAB コマンドプロンプトにコマンドを入力すると、Photoshop 内で操作が実行されます。MATLAB アルゴリズムを実行し、その結果を Photoshop の画像に表示することができます。

MATLABと他のプログラミング言語との連携

https://jp.mathworks.com/products/matlab/matlab-and-other-programming-languages.html

MATLAB エンジン API を使用すると、MATLAB を別のプログラミング環境で使用することができます。

セミナー・イベント・アーカイブ情報

本学主催・開催のセミナー・イベント情報

 本学で主催・開催のセミナー・イベントの情報を以下に掲載します。既に終了したものには、アーカイブを用意していますのでご活用ください。

MathWorks主催のMATLABセミナーについて

オンラインのライブセミナー開催予定があります。是非ともご活用ください。
終了しているイベントは、録画と資料が提供されています。

また、セミナー・ワークショップ情報をピックアップしてこちらにまとめています。ご活用ください。
セミナー・ワークショップ情報:MATLAB & Simulink

MathWorks Minidrone Competition – ICRA 2024 | Yokohama, Japan

  1. シミュレーションラウンド
    モデルベースデザインのワークフローを使い、Minidroneに規定のタスクを実行させるシミュレーションモデルをSimulinkで作っていただきます。
  • 申し込み締切: 2024年3月25日(月)
  • モデル提出期限: 2024年4月9日(火)
  1. ハードウェア実装ラウンド
    予選を通過したチームは、パシフィコ横浜で開催されるICRA 2024の本大会で、Simulinkモデルを実際にParrot Mambo Minidroneに実装していただきます。
  • 参加条件
  • 1チーム2名以上、4名以内
  • 学生のみ参加可能
  • シミュレーションラウンドのみのご参加もOK

コンテストのスケジュールや申込方法、審査などの詳細につきましては、以下のWebページをご参照ください。

コンテンスト用のソフトウェアライセンス、モデルを含むサポートパッケージ、参加者用Slackコミュニティへの招待を受け取るため、お早めのお申し込みをお勧めします。ぜひご友人とお誘いあわせの上、ご参加ください。

お問い合わせ先

ソフトウェアに関しては以下のボタンからフォームへ入力してお問い合わせください。