お知らせ

ANSYSについて

ANSYSは、有限要素法を中心とした解析を得意とするマルチフィジックスCAE(Computer Aided Engineering)です。世界中の企業・研究機関で導入されています。構造解析・流体解析や、電磁界解析などのシミュレーションが行えます。
ソフトウェアの詳細の情報については、アンシスジャパン株式会社または、サイバネットシステム株式会社のページをご覧ください。

ANSYS アンシス・ジャパン株式会社
https://www.ansys.com/ja-jp

サイバネットシステム株式会社:Ansysとは?
https://www.cybernet.co.jp/ansys/about/

利用可能なライセンスについて

研究室における研究開発用に利用できるよう、ネットワークライセンスを提供しております。

ANSYS Academic Research Mechanical and CFD 25 tasks 構造解析・流体解析等
ANSYS Academic Research HF 5 tasks 電磁界解析

利用可能なバージョンについて

本学がサービスしているライセンスについては、2020R1以降のバージョンがご利用できます。ソフトウェアはなるべく最新のものを利用するようにしてください。

利用可能なソフトウェアについて

リンク先のページに、本学契約のライセンスで利用可能なソフトウェアをまとめています。

利用資格と条件について

  • Ansysは、2023年度よりそのライセンス費用を利用者に負担してもらうことになりました。利用年度の前年にアンケートを実施し最終的に利用されることが確定された担当者・研究室においてインストールし利用が可能です。
    Ansysの利用を検討している研究室や先生方は、総合メディアセンターまでお問い合わせください。
  • インストールできる機器について
    本学で契約しているANSYSのライセンスは、上記条件における大学資産PC、研究室等に設置している学内のPCにのみ利用できます。大学資産PCの管理者・研究室の指導教員にご相談のうえ、お申し込みください。
  • Ansysライセンスの利用について
    ライセンスの利用は、学術利用を対象としており、また大学資産PCに限られます。詳しくは、Ansysのライセンスおよび利用規約(Academic Research)をご確認ください。
  • 独占利用の禁止
    ライセンス数が限られているため、独占しての利用は禁止しています。また、アプリケーションを開いたまま長時間離席をするようなことはしないでください。

Ansys Academicについて

 Ansysでは、Ansysを学習するために、学生およびアカデミックソフトウェアとして、Ansys Academicを用意しています。無料で利用できるAnsys Student等のソフトウェアがあります。

 Academic Student のライセンスは、学生の自学自習・授業や実習に利用できます。また、先生は学生の指導、プロジェクト、学生向けデモに使用できます。ただし、学位課程の如何に関わらず研究には利用できません。研究に利用する場合は、必ずAcademic Researchをご利用ください。

Ansys Academic
https://www.ansys.com/ja-jp/academic

Ansys Student のインストールマニュアルを用意しています。ご参考までにお使いください。

Ansys Studentインストールマニュアル
https://www.mrcl.dendai.ac.jp/doc/ansys_student

推奨環境について

ANSYSの推奨環境を以下に示します。十分な環境を準備して利用することをお勧めします。

OS

https://www.ansys.com/ja-jp/it-solutions/platform-support

  • Windows 11 (64-bit Professional, Enterprise and Education editions, including FIPS mode support for most products)
  • Windows 10 (64-bit Professional, Enterprise and Education editions, including FIPS mode support for most products)
  • Windows Server 2022 Standard Edition (64-bit) excluding HPC support
  • Windows Server 2019 Standard Edition (64-bit)
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.8, 7.9, 8.4, 8.5, 8.6, 8.7, and 8.8 (64-bit)
  • SUSE Enterprise Linux Server & Desktop (SLES/SLED) 12 SP5 (64-bit)
  • SUSE Enterprise Linux Server & Desktop (SLES/SLED) 15 SP2, SP3, and SP4 (64-bit)
  • Community Enterprise OS (CentOS) 7.8 and 7.9 (64-bit)
  • Ubuntu 20.04 and 22.04

※2024R1における情報の抜粋

対応GPU

Graphic Cards Tested (ansys.com) (※2024R1における情報)

その他

  • CPU:12コア以上
  • メモリー:128GB以上
  • 並列コア数:1task あたり標準で4コア
  • HPCライセンス:本学全体で300コア(M&CFD)、60コア(HF)

研究室PCへのインストール方法

  1. 以下のボタンから申請フォームに内容を入力して申請ください。
    ・PCの変更、ソフトウェアの追加やバージョンを変更する場合も再度申請を行ってください。
    ・ライセンスの利用に関しては、費用負担の状況を確認してからサーバを設定しています。必ず年度毎に申請をし直してください。
  2. インストールに必要な、インストールファイル・インストール手順は、申請後にメールにてお知らせいたします。
    対応にお時間を頂く場合がございますが、ご了承ください。

技術サポートについて

 研究利用において、ソフトウェアの技術的な質問、エラー対応方法等の質問がある場合は、以下のフォームから総合メディアセンターを介して、メーカーのサポートを受けることが可能です。具体的な操作内容、サンプルファイルを提供するようお願いいたします。
 研究内容におけるアプローチやデータの妥当性の相談は受けられません。これについては担当教員にご相談ください。

参考リンク

ANSYSについて(サイバネットシステム)
ANSYSアカデミックライセンスについて(サイバネットシステム)
ANSYS Japan

ANSYSセミナー・トレーニング

セミナー・ワークショップ情報

セミナー・ワークショップ情報をピックアップしてこちらにまとめています。ご活用ください。

セミナー・ワークショップ情報

Ansys Innovation Course

Ansys Innovation Course
https://courses.ansys.com/

Ansys学習リソースに、Ansys Innovation Courseがあります。Ansys Innovation Coursesは、教育者、学生、エンジニアがシミュレーションと物理の学習を強化できるように設計された、無料のオンライン物理・工学コースです。日本語はまだ用意されていませんが、分野別に学習できますのでご活用ください。

ANSYS技術セミナー

サイバネットシステム株式会社の主催するセミナーがあります。無償のものもありますので興味のある方は内容をご確認のうえご利用ください。
無料紹介セミナー・トレーニング(サイバネットシステム)

Ansysチュートリアル等

Ansysのチュートリアル等をこちら(Box)に公開しています。問い合わせのあったものを収録しています。
https://www.mrcl.dendai.ac.jp/doc/ansys_tutorial

ANSYS 2020R1 技術セミナーテキスト・例題用データ

サイバネットシステム株式会社のご厚意により、ANSYS 2020R1の技術セミナーテキスト・例題用データの提供をいただきました。次の内容を学習できます。

  • ANSYS 構造 – ANSYS Workbench Mechanical
  • ANSYS 構造 – ANSYS Mechanical APDL
  • ANSYS 流体 – ANSYS Fluent
  • ANSYS 流体 – ANSYS CFX

以下のリンクから参照できます。リンク先の内容をよく読み、ご利用ください。

ANSYS 2020R1 技術セミナーテキスト・例題用データ
https://www.mrcl.dendai.ac.jp/cybernet-ansys/

関連ソフトウェア

お問い合わせ先

ソフトウェアに関しては以下のボタンからフォームへ入力してお問い合わせください。