本学内、学外機関の所蔵する文献の複写物を入手することができます。

著作権にかかわる注意事項

著作物の複写に関しては、著作権法に基づき、次のように東京電機大学 総合メディアセンターでは取り決めています。

著作権法第21条において「著作者は、その著作物を複製する権利を専有する」とされています。著作権で保護される著作物を複写する場合は、原則として著作権者の許諾が必要です。ただし、著作権法が定める条件をすべて満たす場合は、著作権者の許諾なしに複写できます。

著作権法第31条(図書館等における複製等)第1項第1号は、著作権者の許諾なく、図書館が所蔵資料を複写できる主な条件として次のように定めています。

  • 複写の目的が「調査研究」であること
  • 複写箇所が「著作物の一部分」であること
  • 複写物の提供は「一人につき一部」であること

※参考:国立国会図書館「著作権にかかわる注意事項」

文献複写の申し込みについて

文献複写物の到着や申し込み内容についての問い合わせなどは、学生・教職員ともに大学メールアドレス宛にメールでお知らせします。

文献複写申込みは、確認を含め次の手順でお願いいたします。

  1. 希望の文献が所属キャンパスにあるか調べる
    webOPAC(蔵書検索)で希望の文献が掲載されている資料を検索します。自分の所属キャンパスに該当資料の所蔵があれば、図書館内の複合機を利用して各自複写をお願いします。
  2. 電子ジャーナル等で入手可能か確認
    IEEE、ACM、Springer、APS、WILEYなどは、総合メディアセンターにて電子ジャーナルの購読契約をしています。契約範囲内で各々の電子ジャーナルから文献を閲覧できます。
    総合メディアセンターの図書サービスの『電子ジャーナル』『データベース』をご覧の上、電子ジャーナル等で入手可能かご確認ください。
    最近では、オープンアクセス(特に契約していなくてもWebページなどを通じて入手可能なもの)の雑誌・論文も増えてきています。Google Scholarなどの検索サイトなどでもご確認ください。電子ジャーナル等で入手可能な場合には、ご自身で検索の上、ご利用ください。
  3. 所蔵が無い場合、文献複写を申し込む
    下にある「文献複写申し込み」ボタンをクリックすると認証画面が表示されます。認証後に文献複写の情報を入力する画面が表示されます。
    希望の文献の情報はできるだけ詳しく正確に入力し申し込みください。
    申し込みの際に入力された内容に不明な点がある場合は、問い合わせのメールを送信します。文献複写の申し込みで、希望者の所属キャンパスに所蔵がある場合や電子ジャーナル等で入手が可能な場合には、その旨をメールでお知らせします。
    文献の入手に要する期間や料金については、料金・入手に関する期間をご覧ください。
  4. 文献(複写物)を受け取る
    申し込みされた文献の複写物がお渡し可能になりましたら、総合メディアセンターから”文献が届きました”旨のメールが届きます。メールの指示に従い、所属キャンパスのカウンターへお越しください。
    文献複写は有料です。各カウンターに現金にてお支払いください。釣り銭の用意はございませんので、おつりの無いようにご準備ください。
    • 研究費支払いについて
      研究費支払いの場合は、担当教員の承認が必要です。研究費での支払いであっても、現金の立替払いになります。文献を受け取りの際に『文献複写料金納入証明書』を発行いたしますので、その用紙(文系複写料金納入証明書)と伝票を一緒に経理へ提出し手続きしてください。

料金・入手に要する期間について

料金や入手に要する期間は、申し込みの文献の所蔵機関によって異なります。複写物に係わる料金の他、振込手数料・郵便代金などが別途必要になります。

所蔵料金入手に要する期間
学内無料1~3日程度
学外機関によって異なる
1枚 10~100円
5日~2週間